久保家 > PC日記 > FMV-6266NU3/XへのWindows2000RC2インストール

 自宅PCへのWindows2000のインストールに気をよくして仕事先で利用しているノートPCへもWindows2000RC2をインストールする気になった。富士通のHPで確認をとるとBIOSのアップデートをすればWindows2000に対応しているということだ。

 早速BIOSデータをダウンロードしBIOSをアップデートする。BIOSのアップデートは初めての経験だったがマニュアルどおりに無事アップデートすることができた。Windows2000RC2を空きのDドライブにインストールする。自宅でもインストールした手順と全く同じなのでスムースにことが進む。インストールを実行していると青い画面が表示され英語でメッセージが表示される。英語が大の苦手の私にとって意味不明のため、再度インストールを最初からやり直すが同じ画面が表示される。

 ここで仕方なく、インターネットの英和辞典を駆使しながら英語を解読することとした。すると「BIOSがACPIの規格を全て満たしていない」ような内容だ。富士通のHPで再度確認するがこのバージョンのBIOS以外は見当たらない。その後もう一度インストールをやり直すが症状に変更はない。

 HPでWindows2000を検索したことろWindows2000RC2でのインストールの注意点が見つかった。これも同じ富士通のHPなのだが、今までに訪れたことのないページだった。それによるとWindowsRC2ではACPIのサポートが万全ではなくらしい、そしてこの不具合は製品版では修正されているという。対処方法としては一般PCでセットアップするようにかかれている。また、通常のセットアップではなく、CD-ROMを起動ドライブとしてセットアップを開始すればいいらしい。早速指示どおりセットアップしたところ、ACPI機能は使えないものの無事Windows2000RC2をインストールすることができた。

 自宅では起動時にパスワードの入力を省略する設定にしているが、仕事先ではパスワードを入力を要求する設定とした。

 Windows95/98環境とWindows2000環境のデュアルブートにしている場合の、Windows2000の削除方法について雑誌に書かれていたので紹介する。
 Windows95/98で起動ディスクを作成する。
 Windows2000をインストールしたドライブから
 Documents and Settingsフォルダ
 Winntフォルダ
 boot.intファイル
 ntdetect.comファイル
 を削除する。
 起動ディスクで起動後、
 c:\windows\command\sys c: