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 Windowsでデスクトップのマイコンピュータアイコンを右クリックしてプロパティを開くと製造メーカーのロゴが表示されます。ところが私のPCは自作のため何も表示されませんでした。しかし、ここに自分の好きな画像を表示することができます。ちなみに私の場合は下記のとおりです。

 実現方法はWindowsフォルダ内のSystemフォルダに、OEMINFO.INIとOEMLOGO.BMPという2つのファイルを作成するだけです。ロゴ画像を表示するためには、特定の文字列を記述したOEMINFO.INIと言う名前のファイルをメモ帳などで作成することが必要になります。その後、ペイントなどを用いて、OEMLOGO.BMPという名前の画像をSystemフォルダ内に配置するのですが、利用できる画像には制限があります。画像サイズは210×105ドットまでで、色数は256色、画像形式はBMPのみしか使えません。ただし、このルールに従っていれば、いかなる画像でもロゴとして表示できます。

 一方、OEMINFO.INIファイルには、メモ帳などのエディタを利用して、以下の書式に従った内容を記述してください。””で囲まれた部分は自由に入力して構いません。
[General]
Manufacturer="パソコンの製造者名"
Model="パソコンの名前/型番"
[Support Information]
Line1="サポート情報に表示される文字列1"
Line2="文字列2"
Line3="文字列3"
    ・
    ・

 ロゴを表示させるために忘れてはならないのが、[General]セクションおよびManufacturer/Modelキーが存在し、かつ内容が記述されていることです。たとえば、Generalセクションが書かれていても、Manufacturerが空欄のままでは、OEMLOGO.BMPを表示できません。何でも構わないので、製造者名とモデル名を入力してください。これらの文字を表示したくなければ、スペースを入力しておけばいいでしょう。

 なお、サポート情報のウィンドウを開くためのボタンを表示させるには、[Support Ingomation]セクションで、Line1から文字列を入力する必要があります。ここに入力した文字が、サポート情報のウィンドウ内に表示されるようになります。